2025.07.28
マイタウン西武のブログをご覧の皆様こんにちは 建築事業部の中野です。 今日も朝から陽射しがギラギラですね ところで皆さんは普段の生活で「省エネ」を意識されていますか? 実は、2025年4月から建築基準法が改正され、住宅の省エネに関するルールが大きく変わったことをご存じでしょうか? この改正はこれから家を建てる方にとって見逃せないポイントです 【2025年4月 全ての新築住宅に省エネ基準適合が義務化】 これまでは努力義務だった省エネ基準への適合が、2025年4月からは原則として全ての新築住宅・増改築(大規模な模様替え等も)に義務化されました。 これは、日本の住宅全体の省エネ性能を底上げし、より快適で環境に優しい住まいを普及させる新たな段階です。 具体的には、住宅の断熱性能や設備の省エネ性能が一定の基準を満たす必要があります。これにより、夏は涼しく、冬は暖かい家が当たり前になり、冷暖房費の削減にも繋がるメリットがあります。 では、今の家ではどうやって工夫する 【夏の省エネ術:賢い暮らしと配置のヒント】 夏を快適に、そして省エネで乗り切るためのポイントは、断熱・設備・家具配置の3つです。 1.断熱性能を活かす工夫 ・窓の遮熱 窓には水で貼れる遮熱シートを活用しましょう。手軽に日差しをカットし、部屋の明るさを保てます。 ・収納の見直し クローゼットや押入れの衣類を減らし、収納スペースに余裕を持たせると、熱のこもりを防ぎ、室温上昇を抑えられます。 2.家電の使い方も省エネの鍵 ・冷蔵庫 夏は開閉が増えがち。よく使うものは取り出しやすい場所に集約し、開閉時間を短縮しましょう。庫内に隙間を作ることも大切です。 ・炊飯器 保温機能は最小限に。食べる直前に炊いたり、余ったらすぐに冷凍保存しましょう。 ・温水洗浄便座 夏は「暖房」をオフにするか、タイマー節電を活用し、使わない時は必ずフタを閉めて熱の放出を防ぎましょう。 ・洗濯機 エアコンの稼働時間(除湿エネルギー)を減らすため、脱水時間を長めに設定するか、もう一度脱水にかけるのがおすすめです。 3.家具配置で効率アップ ・エアコンの風を遮らない エアコンの吹き出し口の前には家具を置かず、風が部屋全体に届くよう通路を確保しましょう。 ・窓からの熱を管理 遮光カーテンやブラインドを密着させ、日差しを遮ります。家具は窓から少し離し、風通しを良くしましょう。 ・光 窓からの光を遮らないよう、日当たりの良い場所には背の低い家具を。鏡で光を反射させると部屋が明るくなります。 ・風 窓やドアの対角線に家具で通路を作り、風が抜けるようにします。家具と壁の間は数センチ開けると、空気の循環が良くなります。 ・家電の放熱に注意 冷蔵庫やテレビ、パソコンなど熱を出す家電は、周囲に十分な放熱スペースを確保し、放熱口を塞がないようにしましょう。 これらの工夫でこの夏をより快適に、そしてエコに過ごしましょう
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