2025.11.17
マイタウン西武のブログをご覧の皆様こんにちは 建築事業部の中野です。 今年の夏は厳しく長かったこともあり、秋がとても短く感じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか 個人的には短い秋でも「食欲の秋」は長く終わりの見えない状況です ところで、これからの季節は暖かく快適な室内を求め、窓を閉め切り、暖房をフル稼働させがちです。 しかし、この「閉め切った暖かい部屋」こそが、実は私たちの健康を脅かす温床になっていることをご存知でしょうか? 大切なのは「暖房」「湿度」「換気」のバランスを意識した、賢い冬の室内環境管理です。 1.健康的な室温と危険な「温度差」対策 ご自身の快適さも大切ですが、暖房のしすぎには注意が必要です。 推奨される居室の室温は18℃〜22℃程度。これ以上暖めると、室内の空気の乾燥が進み、自律神経の乱れにも繋がりかねません。 また、最も気をつけたいのが、部屋ごとの「温度差」です。 暖かいリビングから冷え切った脱衣所やトイレへの移動は、血圧が急変動する「ヒートショック」を引き起こし、高齢者だけでなく若年層にもリスクがあります。 <対策> 一般的な家では部屋と部屋の温度差を10℃以内に抑えることを意識しましょう。 廊下や脱衣所に小型のパネルヒーターを置いたり、ドアを開けて暖気を循環させたりする工夫も有効です。 その点、マイタウン西武のお家は建物全体を高性能な断熱材で覆っているためとても安心です。 2.適切な湿度(40〜60%)の維持で健康を守る 冬の空気の乾燥は、インフルエンザウイルスや風邪ウイルスの活性化を招きます。 また、喉や鼻の粘膜、お肌の乾燥も引き起こし、アレルギーやアトピーが悪化する原因にもなりかねません。 <対策> また加湿器の設置場所も重要です。 加湿器を窓際に置くと結露の原因になるため、部屋の真ん中寄りや家具の少ない場所に置くと、効率よく部屋全体を加湿できます。 濡れタオルを干したり、観葉植物を置くのもおすすめですが、マイタウン西武のお家は高気密なため湿度コントロールが行いやすいです。 3.暖房中の「賢い換気」で空気をリフレッシュ 現代の住宅は気密性が高いため、窓を閉め切ると室内の空気はどんどん汚れていきます。 さらにその換気不足は二酸化炭素濃度を上昇させ、眠気や集中力低下の原因になり建材や石油由来の製品から放出される化学物質も健康被害の原因になります ※特にガスファンヒーターや石油ストーブの場合、適切な換気が必須です。 <対策> 寒くても、1時間に数分間の窓開け換気を心がけましょう。 対角線上の窓を2箇所開けると、効率的に空気を入れ替えられます。 窓開けが難しい場合は、24時間換気システムや換気扇を常に稼働させることが大切です。 もちろんマイタウン西武のお家も24時間換気です。 まとめ 冬の室内環境管理は、単に部屋を暖めるだけではありません。 「温度差」「乾燥」「換気不足」という3点にも注意し、快適で健康的な住まいを保つことが大切です 今日からできる小さな工夫で、家族みんなが元気に冬を乗り切りましょう!
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